Story

フランス南西部・バスク地方。ピレネー山脈のおひざ元のスール(Soule)地域には、かつて「フレンチ・エスパの一大生産拠点」として隆盛を極めたモレオン・リシャール(Mauléon-Licharre)という人口約2千人の片田舎があります。

Souleでしか手に入らない数々の歴史書物には、エスパドリーユがいかに重要な基幹産業であったかが沢山記されています。

Mauléon-Licharreはスペイン国境に近いピレネー山脈の麓にあり、パリから約900km

Soule(地域名)・Mauléon-Licharreのエスパドリーユ生産の歴史を紐解く数々の書籍

18世紀頃から現在に至るエスパドリーユの原型が出来上がり、19世紀に入り徐々に機械化され、一時は数千人以上の生産者を抱えたともいわれる街、モレオン。当時の様子を数多くの書籍で紐解くと、エスパドリーユは一般生活から農耕に携わるワーカーや炭鉱夫など、沢山の人々に多彩な用途で親しまれていた生活必需品であり、ワーカーシューズであり、当時のハイテク品だったと推察できます。

​しかしながら20世紀後半になり、アジアや諸外国での廉価な生産背景に押され、デザインもヒール付きなどバリエーションに富む諸外国のエスパドリーユにニーズが高まり、いわゆる「バスクエスパ」「フレンチエスパ」の王道を極めたモレオン産は激減しております。そして現在の生産者数は数十名にまで減り、風前の灯のキャパシティであるのが現状です。

これが、Art of Souleの創業当時の現実でした。しかし、歴史の価値を改めて見つめ直してみると、「変わらないこと」で見えてきた発見もありました。それは、「変わらない勇気と、変わらない贅沢」。創業者であり30年来の親友であるバスクっ子のマチューとジュリアンの二人は、調べる度にこの伝統的なエスパドリーユに心を打たれ、ブランドとして改めてチャレンジを行うことに決めました。
 

現在も受け継がれている伝統的な生産プロセス

ブランド名は、「Art of Soule」。つまり「スール(Soule)のアート(Art)」という想いが込められています。
 
栄枯盛衰の歴史を自分たちの力で少しでも守り、少しでも復活させたいと強く願い、行動に移した二人。彼らは元々は銀行マンでありスポーツアパレルでそれぞれの地位を築いていたサラリーマンでした。その地位を捨て、地元に密着し、この伝統産業と雇用維持の為に強いモチベーションを持ってブランドを立ち上げたものの、苦労の連続です。

 

しかしながら、その苦労を笑顔に変え、「商売というより交流を」重ねるうちに、少しずつこのモレオン産の「希少性」が理解されるようになってきました。その「交流の」一端に、日本との結びつきがあり現在に至っています。​

地元のBiarritzでは数々の啓蒙イベントも開催

クリエーションはほとんどひらめきに近い発想ですが(笑)、オリジナリティ溢れるアイデアで次々とコレクションを創り続け、いわゆる「現代進化形のエスパ」とは全く違うアプローチで、次々とコレクションを発表し続けております。

単色の無地・プリント・ストライプの色の組み合わせなど、独特のアプローチでのクリエーションは地元でも独特の存在感を産み出し、「Soule地域を代表するブランドになることで、地元経済を活性化させよう!」という初心を常に忘れず、次々と新たな提案活動を行いながら、現在に至ります。

スイマーパターン

【お問合せ窓口(日本総代理店)】

株式会社 Fly On

  • Instagram

tel 03 53 24 22 33

© Art of Soule - ALL RIGHT RESERVED. Created by Fly On, Inc.